帝王学

貞観政要を勉強する前に、「帝王学山本七平著)」を指南書として読んだ。貞観政要の要諦をわかりやすく解説してくれている。

リーダーとしてのあり方、心構えをあらためて見直させてくれる。

 

私にとって響いたこと。

 

「十思」足ることを知って自戒することを思い、謙虚に自制することを思い、虚心、部下の心を聞くことを思い、自ら身を正して悪を退けることを思い・・・

「九徳」寛大でしまりがある、事が処理できる、簡にして廉・・・

リーダーは十思で自らを統御し、部下の九徳を弘め、能力のあるものを適材適所で任じ、善い者、正しい者の言葉で身を正せば、全員がその能力を喜んで発揮するだろう。

 

直言の正邪を見分ける

「六正・六邪」の人物評価法

確かに、消えゆく企業には六邪がいるのだと思う。

 

次は貞観政要を勉強します。

 

 

for better or worse

奈良さんが、卒業制作なのかあるいは決意表明として、1987年から2017年までの作品が豊田市美術館に集合した。

私にとっては、横浜での展や、青森、金沢など10年以上の年月の中で出会ってきた作品たちとの再会でもあり、とても懐かしく、また愛おしい子達に出会えた感激でなぜか涙まで出そうだった。あらためて、出会った作品たちの叫びや祈りを強烈に届けられて怖くもなった。そして、初めて出会った作品たちも、なぜだろう、雑誌やSNSで見かけたせいか、なぜか懐かしくて、初めて会った気がしなかった。それでいて新鮮でもあった。

とりわけ、不思議な気持ちになったのは、星の覗き窓から、Voyage of the Moonを見下ろした時。星の気持ちになった気がしたのは、最近、身近な人を亡くしたからか、勝手に、自分が死んだら魂はこんな眺めで見ているのかと錯覚した。それも悪くない。そして、こんな風に見つめていて欲しいと思った。今は、心安らかに、いつか、天国で会いましょうね。

想い描いたキャリア

昔から、外国への憧れが強くて、英語を使った仕事がしたかった。貧乏だったから留学もしたかったけど、できなかった。でも、字幕翻訳とかに憧れて、高校生の頃は戸田奈津子さんの講演とか聞きにいったなぁ。

結局、通訳とかそういうのは巡り合わせなかったけど、今はあちこち海外にとんで現地の企業と協業したりしてる。気がついたら、社内で海外との契約件数はやたら多い人みたいで、その分、皆さんに色々とご迷惑もお掛けしている・・あるところは、想い描いたキャリアかもしれない。

でも、世界は広くてもっと憧れるキャリアの人がいっぱいいるのよ。今も、50代からの新たなキャリアを想い描いている。人生、一度だから、やりたいことはやりますか。

大切な人たち

会いたいと、言ってくれる友人がいて、ほんとに泣ける。

悲しい人生をみて、心が辛くて張り裂けそうなときに、そんな事を言ってくれる友人がいるのがありがたい。大切にしたいと、心からおもっている。

愛して愛されること

人の幸せは、お金でも名誉でもなく、どれだけ心地よいコミュニティを持っていたかによるという。本当にそうだと思う。人との関わり、友情、愛をどれだけ持てただろう。だから、出会いや絆を大切にしたい。後悔ないよう。

 

新しいプレッシャー

長年同じ会社にいるとよくも悪くも、一定の慣れがあり、プレッシャーもあるが、なんとか切り抜けられることも予測できる。

ところが、突然、ぴかぴかのキャリアの人が上司としてきた瞬間、今までのやり方を揺るがされるプレッシャーをかけられる。それは、ダメ烙印をおされそうな恐怖感すらある。でも、これはある意味、今までのややぬるま湯に浸かっていた自分を氷水で冷やし、そこから飛び出して成長するチャンスなんでしょうね。逃げない、と決めたので、ちゃんと向き合って、昨日よりスーパーな自分になれるか、やってみよう。自分を信じて真摯に働こう。

自由について

昔から、仕事もなんでも第一線でやりたかった。なんでも割と前に出たい方なんですね。

そして、束縛されるのは、本当に苦手。

どうやら、自由が好きらしい。あまりサラリーマンに向かなさそうな性格ですが、なんとかやってこれてるのは、そこそこ自由にさせてもらってそれなりに裁量権も与えられてるからなんでしょうね。

でも、段々自分が本当に自由かわからなくなってきた。殆どの時間は仕事で占められているし、便利になればなるほど、それに働かされている感じ。やりたい事を、やれているのか。それは成長を実感できているのか。もやもやはまだまだ続きそうです。