for better or worse

奈良さんが、卒業制作なのかあるいは決意表明として、1987年から2017年までの作品が豊田市美術館に集合した。

私にとっては、横浜での展や、青森、金沢など10年以上の年月の中で出会ってきた作品たちとの再会でもあり、とても懐かしく、また愛おしい子達に出会えた感激でなぜか涙まで出そうだった。あらためて、出会った作品たちの叫びや祈りを強烈に届けられて怖くもなった。そして、初めて出会った作品たちも、なぜだろう、雑誌やSNSで見かけたせいか、なぜか懐かしくて、初めて会った気がしなかった。それでいて新鮮でもあった。

とりわけ、不思議な気持ちになったのは、星の覗き窓から、Voyage of the Moonを見下ろした時。星の気持ちになった気がしたのは、最近、身近な人を亡くしたからか、勝手に、自分が死んだら魂はこんな眺めで見ているのかと錯覚した。それも悪くない。そして、こんな風に見つめていて欲しいと思った。今は、心安らかに、いつか、天国で会いましょうね。

想い描いたキャリア

昔から、外国への憧れが強くて、英語を使った仕事がしたかった。貧乏だったから留学もしたかったけど、できなかった。でも、字幕翻訳とかに憧れて、高校生の頃は戸田奈津子さんの講演とか聞きにいったなぁ。

結局、通訳とかそういうのは巡り合わせなかったけど、今はあちこち海外にとんで現地の企業と協業したりしてる。気がついたら、社内で海外との契約件数はやたら多い人みたいで、その分、皆さんに色々とご迷惑もお掛けしている・・あるところは、想い描いたキャリアかもしれない。

でも、世界は広くてもっと憧れるキャリアの人がいっぱいいるのよ。今も、50代からの新たなキャリアを想い描いている。人生、一度だから、やりたいことはやりますか。

愛して愛されること

人の幸せは、お金でも名誉でもなく、どれだけ心地よいコミュニティを持っていたかによるという。本当にそうだと思う。人との関わり、友情、愛をどれだけ持てただろう。だから、出会いや絆を大切にしたい。後悔ないよう。

 

新しいプレッシャー

長年同じ会社にいるとよくも悪くも、一定の慣れがあり、プレッシャーもあるが、なんとか切り抜けられることも予測できる。

ところが、突然、ぴかぴかのキャリアの人が上司としてきた瞬間、今までのやり方を揺るがされるプレッシャーをかけられる。それは、ダメ烙印をおされそうな恐怖感すらある。でも、これはある意味、今までのややぬるま湯に浸かっていた自分を氷水で冷やし、そこから飛び出して成長するチャンスなんでしょうね。逃げない、と決めたので、ちゃんと向き合って、昨日よりスーパーな自分になれるか、やってみよう。自分を信じて真摯に働こう。

自由について

昔から、仕事もなんでも第一線でやりたかった。なんでも割と前に出たい方なんですね。

そして、束縛されるのは、本当に苦手。

どうやら、自由が好きらしい。あまりサラリーマンに向かなさそうな性格ですが、なんとかやってこれてるのは、そこそこ自由にさせてもらってそれなりに裁量権も与えられてるからなんでしょうね。

でも、段々自分が本当に自由かわからなくなってきた。殆どの時間は仕事で占められているし、便利になればなるほど、それに働かされている感じ。やりたい事を、やれているのか。それは成長を実感できているのか。もやもやはまだまだ続きそうです。

奈良美智展

もうすぐ、始まります!

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こころ、おどります。今回は過去の作品もかなり集めたそうで、昔横浜で観た作品にも出会えます。通っているうちに、For better or worseにこめた想いを理解でくるかな?

楽しみです。